天元突破グレンラガン 紅蓮編

あんまり事前情報をいれずに、ちょろっと見てきたのですが意外と楽しめました。というか、上映してる映画館があまりに遠い(片道740円)ので、最初は見る気が余りなかったのですけど、知人三人が立て続けにシネ・リーブル博多駅に行ったという話をしていたのと、東京出張の帰りなら川崎に寄りやすいのでみてきた、というのが真相です。
総集編なのですが、新作パートも分量的にはそこそこあるので、興味がある人はみてみてもよいかと。逆に、未見の人は冒頭からＴＶ版をみてること前提の演出があるので、どうかなぁ。
映画館に幼児づれの親子が居たのですが、あれは子供がみたがったのか、親が見たかったのか。
以下、ネタバレあり
シモン復活編がまるっと新作パートで四天王大集結のバトルにおきかわってます。まぁ、いちいちひとりずつはやってられんわな。シモンが落ち込んでるパートは不必要に（？）長かったような記憶もあるのでいい編集かと。
ただし、シモン復活の兆しとしてTV版では牢獄の壁を黙々と掘るシーンがあったかと思うのですが、それが映画版だとニアを助けるためにガンメンにしがみつく、というシーンに置き換わっているのがちょっと不満かも。行動が派手すぎる気がするのと、穴を掘る、というシモンの基本だった部分が薄れているのが不満の原因です。
新作パートでは、ヨーコのかんざしを武器にするシーンと、ロシウによるギガドリルブレイクのシーンが追加されてて、コアなファンにはうれしいところでしょう。逆に、この段階でニアとブータの存在に対する伏線とかがあるともっと喜びましたが。
あ、あと冒頭の軍団にゲッターっぽいロボが居たのも、ニヤリとさせられる演出ですね。ＢＤでじっくりもう一度見直したいです。