canashiroのブログ

はてダ挫折者の再挑戦。

2001-12-01から1ヶ月間の記事一覧

FUTURE BLUES/SEATBELTS

映画「COWBOY BEBOP〜天国への扉」のサウンドトラック。 であると同時に演奏中にシートベルトを着用するスタイルで有名な(?)バンド、シートベルツの最新作。 管野ようこという人の途方もなく広いサウンドボキャブラリーと途方もなくでかい音楽の才能にひ…

My name is Blue/小島麻由美

昭和歌謡のようなどこかやぼったい感じとジャズのタバコをぷわ〜っと吹かすような感じ。 元サニーデイサービスの曽我部恵一氏のプロデューズでも知られる彼女だが、これはかなり”使える”一枚ではなかろうか。 名前のとおりとってもBlueyなテイストが根底に流…

HOEL TIKIPOTO/↑HIGH-LOWS↓

ただ純粋に楽しいだけの音楽。 とくに伝えるべきメッセージなど持ち合わせてない。もちろん、クソのやくにもたちゃしねぇ。 でもやっぱり音楽って楽しい。純粋に楽しい。

アムニージアック/RADIO HEAD

ノートの切れ端に覚えのないことが書いてあったのを見つけたときの気持ち。 KID Aとレコーディング時期は同じかもしれないが、まったくもって性格の違う一枚だとおもう。 終わる世界――KID Aをそう表現するのだとすれば、本作はまぎれもなく「生まれ変わる世…

夢の日々〜シリアス&ジョイ/真心ブラザーズ

どうしても「真心」がよすぎて上位に食い込ませてしまったが、このアルバムもまたいい。 本当にもう夢の日々がぎゅっとつまったアルバム。 コンセプチュアルに仕上げられた「真心」にくらべて夢の日々をただただ記録したかのような一枚。 12年間交わり続け…

Discovery/Daft Punk

One more timeという機械的な声によって刻印された20世紀の年末。 そのカバーをひっぺがえされた21世紀という時代。 フランス人の覆面ユニットによるテクノアルバム。たしかに手触りはテクノだ。 でももっとおくのほう。そうフルフェイスヘルメットの奥…

Suger less/スガシカオ

シュガーレス。そういつだってスガシカオのラブソングはあまったるくない。ゆえに響く。 シングルのジャップリングなどの未収録音源をあつめたコンセプトアルバムながら、アコースティックのコンセンプトアルバムという側面ももちあわせている。 既存音源が…

TEAM ROCK/くるり

くるりメジャー3枚目のアルバム。 全体的に打ち込みをフューチャーしたトラックばかりが騒がれた感じはするが、歌もきちんと鳴っている。 なんとも言えない。本当になんとも言えない。 ただわかるのはいつだってくるりはくるりだよ、ということぐらいか。 T…

真心/真心ブラザーズ

その真心は恋心でした。 いまの真心ブラザーズに足りないものは真心だ。なんて壮大に馬鹿げたキャッチフレーズで開始された3ヶ月連続別れの歌リリースの集大成アルバム。 3本のPV+αによる短編映画「真心」の出来も素晴らしかった。 今年の上半期、僕の…

KARAOKEJACK/石野卓球

KARAOKEJACK。そのタイトルの示すとおり、わかりやすいヴォーカルのないアルバムだ。 でも十二分にほっこりできる。 テクノという音楽の可能性をもっとも信じている日本人である石野卓球による2001年最高峰テクノアルバム。 がつんと衝撃が走るわけでは…

KARAOKEJACK 石野卓球 真心 真心ブラザーズ Suger less スガシカオ TEAM ROCK くるり DISCOVERY DaftPunk 夢の日々 シリアス&ジョイ 真心ブラザーズ ムニージアック RADIO HEAD HOTEL TIKIPOTO ↑HIGH-LOWS↓ My name is blue 小島麻由美 FUTURE BLUES/SEATBE…

総評:

2001年、なんだかほっこりした一年だった。 世界的にみればイスラム教徒と世界最大の資本主義者かつキリスト教徒が喧嘩したり、日本のなかでも脳みそがスポンジになってしまった牛で大騒ぎだったが、やっぱりほっこりした一年だった。 結局、なにもかわ…