canashiroのブログ

はてダ挫折者の再挑戦。

Chronology−a young persons' guide to Grapevine-/GRAPEVINE

Chronologyというタイトルが示すとおりに年代順のシングルがずらりと並ぶバインのベスト。
裏ベストといってかわってなんのひねりもない(しいて言えば現在から過去を振り返る形の局順となっているけれど)ストレートなキングオブベスト。
最新作BreakthrouからBlueBackまでの新作の流れもよいけれど、どうしても羽根から君を待つ間までの流れがじんわりと胸に響いてきます。
それは音質、音楽的なことじゃなくてただ単に自分の内側からくる感傷的な感情なのですけれども。
でも、けっして「懐かしい」なんて一言で済ませるほど風化してない彼らの音はいまでも十二分に通用する音だと思います。
最近、バインを聞きだしたという人にもオススメの一枚。
ただ、本当にオススメできるのはバインが好きだけど、そこまでコアなファンじゃないという自分のような立場のファンなのかも。
(それでもアルバム3枚所有してるけど)