canashiroのブログ

はてダ挫折者の再挑戦。

jupiter/BUMP OF CHICKEN

『天体観測』からはいったファンとそれ以前のファンには明らかな温度差があるよね。
だから椎名林檎でいうと「ここでキスして」以前のファンは以降のファンにたいして「わたしたちはちがうのよ」という感覚があるというかなんというか。
でも『天体観測』って彼らのもってる「ポップなメロディ」「青くさい歌詞」「永遠の少年性」とかそこらへんが全部おいしいとこどりではいってるじゃないですか?
あれは彼らの中のひとつの最高潮というか、やっぱ名曲だよなぁ。
彼らのファーストシングルの「LAMP」をラジオで聞いたときも「これは名曲だ!」って当時の僕はおもったけれど、それよりも決定的にポップでキャッチーじゃない?そこは彼らのようなバンドにとって重要だと思うんだけど。
ピカッて光る瞬間を最大限にでっかくでっかく反射させてる感じ?いっててよくわかんないけど。
で、バンプはずーっとその路線を大事にしてきたじゃない?ハルジオンにしてもjupiterの収録曲にしてもそうだと思うのよね、違う!という人がいたら申し訳ないんだけど。
でも「スノースマイル」を聴いてアレ?って思うことがある。
最初、有線できいたときはバンプの曲だって気づかなかったんだよね、それぐらい違う。
まず、あの4人のドカドカっていう(リズム隊のおぼつかなさすらも飲み込んでしまうような)
一体感のある音がこない。サビまでいってもヴォーカルだけが強調されて(そのヴォーカルもいあままでちょっと違う)違和感。
大体、彼らがここまで『恋愛』にフォーカスしたことってあるんだろうか?
とにかく、僕が「スノースマイル」に感じる違和感をかきたかったんだけど、よくわかんないや。
とりあえず次のアルバムでこの曲絶対に浮くよね。それだけは言えると思う。
でもロストマンsailing dayはっぽくてちょっと安心。やっぱバンプはこの路線がすきかな?
バンプのベストは「ノーヒットノーラン」とかいっちゃうような時代錯誤な古参者としてはさ。