canashiroのブログ

はてダ挫折者の再挑戦。

thee michelle gun elephant解散によせて。

ロックンロールが一つの大きな曲がり角に来ていることは明白である。
明らかな世代交代の流れが押し寄せている。
その最後の砦であり、近年のロックンロールの象徴でもあるミッシェルが終わっていく、ということがその最大の理由であり、結果であるとおもう。
新人にざっと目を向けるにレミオロメンがいる、 THE BACK HORNがいる、(ロックの文脈で語るのはおかしいかもしれないけれど)スネオヘアーがいる。
この二つの流れの中で、いわゆる中堅どころはその身の降り方に迷いが生じている。
GRAPEVINEは独り抜けて新生バインとして新たに活動していくし、ナンバーガールは解散してZAZEN BOYS他それぞれの道を歩む、ビークルだって1人になっちゃった。
この迷いはくるりに顕著で「HOW TO GO」なんてそのまんまなシングルがそろそろドロップされる。(賛否両論あるけど、僕は好きな曲です。「男の子〜」や「ワールド〜」よりも)
この2003年の大混乱レースはきっと来年の夏あたりまで尾をひくことになるのではないか?と思う。
(僕はいつもくるりを指標として音楽界を見渡すクセがあるのだけど)くるりの次の次のアルバム。
じつはこれがどうなるかが今から楽しみでしょーがないのだ。
(お願いだから解散だけはしないでおくれ。)