canashiroのブログ

はてダ挫折者の再挑戦。

オタクだから、恋をした

げんしけん 8 (8)
ひと夏の経験値
まろまゆ (1)
購入。謎の彼女Xが店頭になかったので、次回Amazon注文時に一緒に発注しよう。ハルヒの公式は保留中。評判はどうなんだろうか。

まずはげんしけん。本誌連載分から8巻で終わりかな、と思っていたのですが書き下ろし二本を追加して最終回は9巻にもちこし。ボリューム的に9巻にも書き下ろしを追加するはずですので、笹荻だけでなく斑目にもしっかりとした落としどころを用意してあげてほしい。まぁ、巻中おまけで触れていたのでまだ作者も忘れてるわけじゃないでしょうが。笹荻、いや荻上の過去話について言えば木尾士目の本領発揮といったところでしょうか。まぁ、書き下ろし二本についても荻上のそういう部分にふれるものが多くて、荻上愛されてるなぁという感じ。書き下ろしについて触れておくと、48話のラストと49話の内容が一部ちぐはぐな感じがするので逆にしたほうが自然じゃなかったでしょうか。それとも48話は投げっぱなしジャーマンで9巻でもフォローがないのでしょうか……。笹荻に愛を注ぐのもいいけれど、9巻書き下ろしでは斑目の落としどころと初期メンツについてもそれなりにフォローしてあげてほしい。エントリのタイトルにもした「オタクだから、恋をした」だけど、だからってわけじゃないよなぁ。むしろその下にかいてる「この趣味からは逃げられない。それでもは人は人を好きなる。そしてたしかに、ボクらの青春は、ここにある」ってのが(笹荻中心の後半)げんしけんをよくあらわしていて良いコピーだなぁ。

んで、ひと夏の経験値のほうはイラスト買い。ってか絵師買い。まぁ、本人とは一度話したぐらいだが。作者のほうも高専出身らしい。そのテイストは十分に伝わってきたな、たしかに。ストーリーとしてはよくあるボーイミーツガールものなんだけど、なにも特別なことは一切おこらず、ひたすらにあさっての方向に全力疾走な青春がよくかけていていい作品だとは思います。ただ、TRPG者(とくに青春をTRPGをともにすごした人)にとってはその面白さが倍増しそうなんで、是非読んでみることをお勧めします。そうでもなくても文化系の青春を送ったひとにはお勧めできます。僕自身はちょっとファンタジーかじってるのとTRPGモドキをかじったことがあるので(自作)楽しめました。イラスト買いしといてなんだけど、この作品にはこういうデフォルメされたいかにもな絵よりもう少し頭身が高いリアル路線の絵柄のほうが似合うんじゃないかなぁ。

まろまゆは最近ぱにぽに見てハマったんで購入してみた。俺はくるみ好きだけどなぁ。ちなみに、ぱにぽにのキャラでいうと

ベホイミ(通常時)>地味>>凸

って感じかな。通常時ベホイミが好きな人ってすくなそうだが……。