canashiroのブログ

はてダ挫折者の再挑戦。

真に優れたデジタル音楽プレイヤーは何なのか

最近、いろんな人に聞かれたり、自分でも思うところがあるのでちょっと書き出してみます。
まず、デジタル音楽プレイヤーのあり方は二通りあって

  • 大容量HDDプレイヤー 自分の手持ちの音楽をすべて持ち歩く
  • 小容量半導体メモリプレイヤー 既存のCDやMDの延長にある、少量を気分で使い分ける。

という風に大きく分けることが出来るとおもいます。
まずは自分がどのくらい音楽をきくのかを考えてどちらの選択肢を選ぶか、です。
ちなみに小容量タイプといっても相対的に、であってiPod nanoなんかは4GBまであるのでアルバムでいうと70枚ぐらいは持ち歩けます。これで十分、という人も多そうですね。


で、次に市場独占度からいうとiPod vs OTHERSということになります。
大容量プレイヤーはiPodがつくりあげた概念ですから、大容量だとiPodがいいよということをちょっと前までは思ってたのですが、前日のiTunesのバグの件でライブラリの一部を失ってしまってので今、不信感があります。
Appleのやり方として、iTMSで購入した曲はiTunes+iPodじゃないと聞かせないよというのが汚い。ここが気に入りません。
iPodも通常の手続きだとiTunesでしか同期できませんし(ズルはしようと思えばできる)なんともケツの穴が小さい話です。
共通規格大好きな自分からすればちょっと優先度が下がる条件です(iPodユーザーですけど)
ハードウェアとしてはかなり洗練されたUIとデザイン、それに機能も申し分ないのでオススメはできます。iTunesの罠から離れられなくなってもいいなら、iPodはとても優れた選択肢です。
といっても、大容量プレイヤー市場では対抗馬があまり見当たらないのが現状です。
WalkmanもGegabeatもイマイチです。オリンピアは撤退しましたし、クリエイティブ製品は一般に薦めるにはニッチ過ぎる気がします。


次に小容量タイプ。
こちらも価格と容量からいえばiPod nanoがかなり強いです。なによりブランド力があります。ポータブル音楽プレイヤー= WalkmanであったようにデジタルプレイヤーといえばiPodという勢いがあります。
シャッフルはあくまでサブ的な使い方が中心で、メインに据えるのはやめておいたほうが無難でしょう、多分。
この分野では意外な伏兵として、音楽再生機能付〜〜といった製品があります。
PSPは動画もみれて1GBのMSがついてくるバリューパックもありますし、携帯の音楽再生機能だって、別に専用プレイヤーを買う予算でメディアを買えば十分に実用可能になると思います。
自分が音楽をきく環境、時間を考えてみてその時間がわりと短いのであればそういった製品を選択するのも十分すぎるほどアリな選択だと思います。


自分がiPodの20GBを使ってるのは、Appleの「音楽を全部もちあるく」という思想に共感して、なおかつ当時は(今も?)対抗馬がいなかった所為です。
むしろ、ライトユーザーにむけては本当にiPodがいいの?ブランドにだまされてない?と思うこともしばしばです。
PCに音楽を溜め込んでる変人以外は対して便利でもないとおもいますよ、iPod