OZ /100s

OZ

あー上質のポップミュージックは心を癒すなぁ。

完全に100sの先に届いてる。
ある種の完成形が「金字塔」だとすると「OZ」はその対極に位置する感じ。
対極といっても音楽家中村一義の範囲の中で、だけど。
完全に「躁」の状態にシフトできていて（金字塔が鬱なわけじゃないけど）肉体的なバウンドアレンジも板についてきた感じ。
まぁ、バンドでアレンジしてるんだろうから当然といえば当然なんだけど。

バンドサウンドになってきてもほぼ全曲が中村一義作詞作曲によるものだから中村一義サウンドがないわけじゃないんだよね。
そこがバンド『100s』としての成長の余地だとおもう。
中村一義のグラフ（金字塔からOZまで）をはるかさきに突き抜けるとしたらよりバンド的な、中村一義以外の要素による進化があるんじゃないかなぁ。

ともあれ、爽快・快作。晴れた日の午前中に聞きたいね。