canashiroのブログ

はてダ挫折者の再挑戦。

2004年のアルバム

  1. me-imi/岡村靖幸
  2. strawberry/曽我部恵一
  3. #TITLE三部作/石野卓球
  4. ZAZEN BOYSⅡ/ZAZEN BOYS
  5. 音樂のススメ/HALCALI
  6. ANSWER/SUPERCAR
  7. アンテナ/くるり
  8. 荒ぶる日本の魂たち/グループ魂
  9. ソルファ/ASIAN KUNG-FU GENERATION
  10. MASTERPIECE/RIP SLYME

あれこれ迷ったのだけど、今年の一位はコレ。
これだけ迷う年も少ないかなぁ。というのも今年のMVPはサンボマスターだったんだけど、アルバムは去年にしかリリースしてないんですよね。


で、岡村康幸ですけど、どろり濃厚岡村ファンクということでひとつ。
9年もまったんだ(いや、自分は3年前ぐらいに知ったんですが)ここは一位だろう、と。
ミラクルジャンプのど真ん中っぷりが素晴らしいし、アルバムでそこに至るまでの経過も素晴らしい。
どファンクあり、バラードありで岡村靖幸の魅力が堪能できますし、その実力が微塵も失われていないどころかまた洗練されていることを確認できます。
欲を言えば、もう少しいっぱい聞きたかったな。マシュマロハネムーン〜セックスこみでもすこし短く感じてしまいます。
短くても濃いアルバムだけど。

最後まで一位争いに残ったアルバム。
夏に見たライブの曲順そのままで、ダブルオーテレサとのバンドサウンドで大好きです。
そして、Love-sickのラブ&ピースな感じ。ラブラブラブ!
前二作よりもサニーデイにちかいキャッチーで満面の笑顔なメロディが復活。
すごく暖かくて、本当にいいですよ。音質に関しては僕は逆にこっちのほうが合ってると思いますです。

全部まとめて。しいて言うなら#TITLE13が好きかな?
なんといってもRISING SUNS。今年の夏のテクノNo.1ですね、間違いない。
とりあえず、これがあれば今年のテクノはいいや。当方、軟弱物ですゆえに。

1stよりも聞きやすい。
でもNUMBER GIRLよりヒリヒリしてる。
トンボの鉛筆なんかよりずっととがった音楽。
なんだろう、このかっこよさは。
今までの僕の文脈からはちょっとでてこないかっこよさです。

HALCALI待望の二枚目はCCCD回避!
今年うれしかったニュースの一つはCCCD回避ですねぇ。
前作よりもさらに幅広い人脈による楽曲とライムが素晴らしい。
とくに谷川俊太郎による朗読つきの芝生、FPM&宇多丸参加の若草ダンスが素晴らしい
2004年最高のおもちゃ。

futuramaを史上最高の一枚に推す自分には前作よりもこちらのほうがしっくりきました。
きらびやかさが失われてるけど、基礎がしっかりとエレクトロニカしてる感じ。
一曲目のリズムとか(farwayのイントロっぽい?)、ベースとドラムのリズム帯がすごくいいんです。
ミキちゃんがベースに専念するあまりか、あまり歌ってないのが残念かな。
でもある意味ナカコーがバンドのフロントマンとして、いろいろ背負った決意なのかもしれないですけど。

HOW TO GO (timeless)の素晴らしさが(クリストファーこみの)このバンドとこのアルバムを象徴しているとおもう。
このアルバムはなんといってもクリストファーによるドラムがキモ。
頭を振り回しながらダイナミックに叩くクリストファーのドラムが今までのくるりになかった"バンドサウンド"を刻む。
バンドの一体感が如実に表れてるのが前述のHOW TO GOのアルバムバージョン。
クリストファー脱退後、次のシングル発売が決定しているのでそちらも楽しみです。
くるりは毎回いろんなバンドにくるくると変わっていくのが味なんだとおもう。

グループ魂待望の2枚目(だよね?)
TOKIOに提供したラブラブ・マンハッタンもこっちのほうが断然かっこいい。
阿部サダヲのボーカルがさえまくる一枚。

アジカンの二枚目。シングル多目でキャッチー。
リライトをゴッチの心情だと思って聞くとすごく面白いですよ。


なんといってもポテンヒットの達人。ホームランが打てなくても打率は素晴らしい。
ゴッチがなんといおうとも、やっぱりポテンヒッターだよ。
音楽業界スキマ産業代表だと思う。そして、あちらとこちらをつなげるもの。

今年猛威を振るったnobody knows+に格の違いを見せつけたRIP SLYMEの4枚目(だっけ?)
シングル曲、アルバム曲ともにセンスのよさが段違い。
大人の余裕で雨後のたけのこを一蹴できそうです。

  • 時点

ユグラシドル/BUMP OF CHICKEN
教育/東京事変
夏雲ノイズ/スキマスイッチ
うたううあ/ううあ
あとはpillowsとかいろいろきいたなー。今年はいいアルバムがいっぱいでした。